◉リラックスのカモミール活用術
暑さが残りつつも、季節は秋へと徐々に移り変わっていきます。
寒暖差が激しくなり、自律神経のバランスも崩れがちになる季節です。
さらに少しずつ日照時間が短くなることで、なんとなく切なく感じるのも
秋ならではかもしれません。
そんな秋の心のバランスを整えるのに役立つのが、
リラックスの代名詞「カモミール」
甘く柔らかい香りにホッとし、消炎・鎮静作用が夏の生活習慣で
ダメージを受けた胃腸やお肌を内側、外側から整えてくれる効果
があります。
当店のハーブスチームバス「ハマム」で使用するハーブの中にも、
ローズやエルダーフラワーと一緒にカモミールがブレンドされた、
<美肌・保湿>のハーブブレンドがあります。
蒸気にのってこれらのハーブが身体に届くので、内側から作用してくれます。
ハマムは暑い時期に入れば夏バテ対策に、
寒い季節には内臓を温め、冷え性改善に効果があります。
ただ、夏であっても冷房で足先が冷えるという声をよく聞くので、
もちろん夏の冷え対策にも効果的です。
そんな様々なシーンで利用されるカモミールのハーブですが、
今回はご自宅でのセルフケアに使える方法をご紹介します★
・おやすみ前のカモミールミルクティー
~カモミール×牛乳は、幸福感を高め、不安やストレスを
ぬぐってくれます。
(材料)
ジャーマンカモミール(ドライハーブ)大さじ1
お湯100cc、牛乳100cc
①カップに大さじ1杯のハーブを入れ、お湯(95~98℃)100cc
を静かに注ぎ、フタをして3分蒸らす。
②温めた牛乳を①に加えて、フタをして2分待ち、茶漉しで濾したら
出来上がり。甘みがほしいときは蜂蜜を加えても。
・コリかたまってしまった時のカモミール温湿布
~ストレスを感じた時、疲れでコリかたまってしまった時の簡単ケア
(材料)
ジャーマンカモミール(ドライハーブ)大さじ2、お茶パック1枚、
タオルまたはガーゼ1枚
①お茶パックにハーブをつめて鍋に入れ、お湯(95~98℃)500cc
を静かに注ぎ、フタをして10分蒸らす。
②人肌(37~40℃)程度まで冷めたら、タオルやガーゼを浸し、
軽く絞ってお腹、肩など気になるところに乗せ温める。
※冷めたら外してください
・カモミールのトリートメントオイル
~心和らぐ香りに包まれ、きれいを磨く週に一度のスペシャルケア
(材料)
カモミールローマン(エッセンシャルオイル)
(ボディ用なら1~6滴、フェイス用なら1~3滴)
ローズヒップなどのお好きなキャリアオイル30ml
①ビーカーにキャリアオイルを入れ、香りの強さを確認
しながらエッセンシャルオイルを加える。
②ガラス棒でよく混ぜ、遮光瓶に移し、なるべく早めに使い切る。
ハーブティだけでなく、芳香浴に美容ケアにと色々な活用法がある
カモミール。
ハーブショップなどで簡単に手に入るので、
気分転換などに上手に使って季節にマッチした
セルフケアを楽しみましょう♪